「コンサート、出てみん?」
2010年年末、それは、以前ご紹介した
”上海万博アジアステージ”
この演奏をきっかけに
和太鼓演奏をご指導頂いていた
「太鼓ユニットー我龍-garyu-」
代表である竹内さんから突然の一言。
2011年1月、コンサート出演が決定。
コンサートに向けて
本格的な練習が始まりました。
当時大学3年生だった僕は
卒業の目処が立っていた事が幸いし
脇目もふらず太鼓に打ち込めました。
当時住んでいた福山市から1時間かけて
「我龍」本拠地である府中市へ
毎日のように稽古通いし
ひたすら太鼓と向き合いました。
いざコンサートに参加するようになると
毎日必死で取り組んだ
厳しい稽古を
はるかに上回る程のハードな日々。
土日は勿論
1日に4回公演、5回公演は当たり前。
一週間に6日公演など
サポーターの自分ですら目の回るような
怒涛の日々でした。
一例として
大阪にて1日2ヶ所4回公演行った時の
スケジュールを載せておきます。
■大阪公演移動スケジュール
[2011年4月]
5:00 福山出発
12:00 大阪到着
大阪城”城天ライブ”
3回の公演
17:00 公演終了後
急いで次の会場へ移動
22:30 大阪京橋
”LiveHouse ISM”にて演奏
23:00 Live終了
23:30 衣装の打ち合わせ
24:00 大阪出発
翌 5:00 福山到着
2011年4月当時の僕は
まだステージに上がれる程
演奏レベルに達していなかった為
会場でのチラシ配り
演奏・運搬の
準備係として同行しました。
間隙を縫う程に
非常にタイトなスケジュールの中で
常に最高のパフォーマンスを
しかも複数公演やりきる。
我龍の皆さんの和太鼓公演に掛ける
ひたむきな姿勢を目の当たりにし
プロの意地や根性
とは何かを
身をもって教えていただきました。