今回のライブ内容は「獅子舞」
一般的な獅子舞から虎舞(とらまい)や熊舞(くままい)等
日本国内だけでなく世界を渡り歩いた村山二郎さんも認める
世にも珍しい内容となりました。
今回の僕のサポーターとしての役割は
■獅子の動きに合わせた環境音
■複雑な和太鼓フレーズ
■村山さんからの提案曲(地方に伝わる伝承曲)のサポート
「八木節」
「ねぶた」
「お山参詣下山囃子」
自身が提案した
「神威(カムイ)」
という曲の演奏も行いました。
この曲はアイヌの世界観をイメージしており
アイヌの日常、雨、台風、そして日常と
時の流れを自分たちで解釈
村山二郎さんの笛が入ることで完成しました。
実は僕は村山さんの大ファン!
神威の曲も村山さんプロデュースの
「レブンカムイ」からとっています。
それがこうして共演する日が来るなんて
夢にも思っていませんでした。
現在の僕があるのは、何年も前に村山さんの曲を知り
和太鼓活動を行う上で
多大なる影響を受けたと言っても過言でないほど
心の底から憧れる方だったのです。
イベントの締めは
厄を取り除き、福を願う気持ちを込めた曲「福徳円満」を演奏しながら
獅子で観客の皆様の幸せを願い噛みまわり
終了しました。
この度の「獅子の日」イベントは
和奏楽人さんにとっては
長年続けてこられたライブ活動の節目であり
僕自身にとっても、目標にしている方と共演できたことで
一つの節目となりました。
今後は更に気を引き締めて
次のチャンスを掴めるよう頑張っていきます。
写真提供
スタジオケンゾー